fiona’s diary

何かをだらだら書きます。

暴力はよくない

 久々に晴れたので、外に洗濯物を干しました。太陽光は偉大です。

 夜11時30分。某洋画(何たらのゴブレット)とセナさんの動画を観終わった頃、クローゼットからブーンという音が聞こえました。虫でも紛れ込んじゃったのかな?と思い、洗濯物をどかしました。するとブーンという音と共に黒くて大きな虫が飛び出し、蛍光灯にこんこんぶつかってるじゃありませんか。

 この時点で、私は蜂を想像しました。しかしあれには光に向かって飛ぶ習性はないはず。すると残る選択肢は私の天敵――蛾。

 

 敵と戦うにはまず装備を整えなくては。手近にあった新聞紙を丸めると、現役時代を思い出して素振りを数回(中学・高校でソフトテニスやってました)。しかしここで大事なことに気づきました。

 スマッシュなら確実に息の根を止められる反面、殺り損ねると逃げられてしまう。そのとき私はすぐに逃げられるだろうか?

 そこまで考えたとき、ふと思いました。

 暴力はいけない。平和が一番。

 私は新聞紙を手放し、ティッシュを手に取りました。そして踏み台に登ってそっと蛾を捕まえると、ビニール袋に突っ込んで口を縛り、さらにゴミ袋に入れて密閉しました。

 平和が一番とか抜かした途端この暴挙です。だってあんな気色悪い生命体と一晩同じ部屋で過ごすとか無理なんですもん。

 ちょっと早く寝るつもりだったのに、この騒動で結局いつもと同じ時間にベッドに入ることになってしまいました。